ワインバーで2回目のデート【あきな】との出会い 其の三

ワインバー


カレー屋から散歩に出た二人は市内の広い公園を
歩き回っていた。

彼女は、自分がどんな気持ちで仕事をしてたか、
これから、どんなことをしていきたいか。

初対面の僕にとつとつと語り始めた。

僕   :「頑張ったんだね」

そんな感じの励ましを重ねながら、僕は、ちょっとづつ、
彼女にチョコレートを割って食べさせていた。



最後には、彼女も話したいだけ話せたらしく。

あきな :「初めてあったのに、こんなに暖かくしてくれてありがとうございます。
      今度はこのチョコのお返しさせてください」


僕にそんなことを言ってくれた。

僕   :「今度は飲みに行きましょうね。美味しいお酒にしましょう」

そんなことを言って、次回の約束をして、
僕達二人は、それぞれの自宅に帰った。



三週間後。とあるワインバーで僕たちは落ち合った。

あきな :「ニートってね、辛いんですよ」

彼女はお酒を呑みながら、そんなことを切り出していた。
彼女はその時にはもう職をやめていた。

僕に話しているうちに、気持ちが高まって、
あの後アパレルの仕事をやめてしまったらしい。

その時の彼女が、お酒を飲むこと飲むこと。
ビールの他に、白ワインを一気に半分ぐらい飲み干していた。

僕   :「あきなさん、お酒強いんですね。
      僕はハンドルキーパーだから飲めないけど、
      僕なんかより全然飲めるじゃないですか(笑)」


彼女は、これからどうしたいってことや、
前の職場には感謝しているけど、やめてスッキリしたということ。

オツボネ様は、最後まで苦手だったけど、店長はやっぱり好きで、
また会いに行きたいというようなことを話していた。

僕   :「まだまだ20代なんですから、色々経験してください。
      沢山経験積んで、いい女になってくださいね」


僕達はそんなことを話しながら、ワインバーを後にした。



結局、僕はお酒を飲んでない。

ボトルであけた白ワインも1/4ぐらいになって止まっていた。
彼女は今日もまた話したいことを話せてスッキリしたみたいだ。

今日は僕がハンドルキーパーだ。
彼女を助手席に乗せて、コインパーキングの清算をした。

ゆっくりと僕は車を走らせた。
それから2分ぐらい車を走らせた時のこと。

彼女もまたゆっくりと窓を開けて、それから
信じられないようなことを僕に言ったんだ。




このページの先頭へ